毛髪再生医療

毛髪の源となる毛包組織を培養する毛髪再生医療が開発された

2012年の毛髪を再生するをテーマとした広島学会で、「毛包組織は培養は出来る。そうなると脱毛症は解決できる」と吉里勝利教授は話されました。。
その言葉に髪を職業とする理容師は大きな期待を賭けました・
 それから6年が経ち、マウスの頭に黒い毛髪が数本伸びている映像がテレビのニュースで、人の髪の元になる毛包組織の培養して大量に増やす毛髪再生医療技術が開発された。と理化学研究所が発表されました。
 理化学研究所は、小保方晴子さんという女性の研究者がスタッフ細胞を発見したとのニュースでおなじみの日本で最高の理化学の研究所で、日本の最高の叡智により、脱毛症を解決できる治療法が発見できたのです。
 理研の辻孝リーダーは「開発した方法は、髪の元となる毛包の数を増やすのが特徴で、わずかな毛包を使い、5千から1万本の髪を増やせる」と言う。
 人の頭の皮膚から取り出した3種類の幹細胞を組み合わせ、毛包と同じ能力を持つと考えられる組織を作製することに成功した。
 国内では理研の他に東京医大が取り組んでいます。
 将来は、患者自身の後頭部から皮膚をごく一部取り出して毛包組織を大量に培養し、一つ一つ髪の毛が抜けた頭皮に移植することを目指している。
 2020年以降の実用化を目指している。
 今まで、育毛剤やリーブ21などの育毛に励んでいた2500万人という脱毛症患者に福音の風が吹くわけですが、理容店にも髪がある人が増えることは有難いことで、理化学研究所がスタッ細胞からの名誉回復となることを期待しています。
 人の頭に毛髪があってこそ、理容の商売が成り立つのですから、頭に髪が生える研究をして下さることは、何より嬉しいことなのです。

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